TESLA Model S & Xの75kWhバージョンが終了に

 2019年1月13日日曜日でModel S/Xの75Dの注文受付を終了すると、イーロン・マスクがツイートしました。

75kWhモデルは現在提供されている中で一番低価格なモデルです。購入を検討している方は、公式サイトから13日の深夜までに注文を済ませましょう。(米国時間の13日までと思われるので、たぶん日本時間では14日の夕方くらいまでは注文できる可能性もありますが、確証は持てません。)

Model S/X 75Dの日本での販売価格

まずModel Sの75Dですが、塗装色ソリッドブラックの場合ベース価格が1,003万円です。

ほぼ購入者全員がつけるであろうエンハンスト オートパイロットのオプションが61万6,000円追加でかかります。

現在のところエコカー減税で60万円前後もらえるので、実際の購入価格はエンハンスト オートパイロットを付けて、1,000万円ちょっとになります。

もちろん、塗装をブラックではなくブルーやホワイト、レッドなどにすると追加で20〜30万円、ホイールやインテリアのオプションによってはさらに数十万円追加でかかってきます。

スペックとしては航続距離が490km、最高時速225km、0 - 100kmの加速は4.4秒となります。航続距離に関しては運転の仕方に大きく依存しますが、実際は400kmいくかいかないかくらいでしょうか。

次にModel Xです。

Model Sと同じく塗装色ソリッドブラックの場合、ベース価格はModel Sよりも94万円高い、1,097万円

エンハンスト オートパイロットの61万6,000円、エコカー減税を考えると、およそ1,160万円となります。

塗装色を他の色にしたり、6シート or 7シート、さらにホイールやインテリアのオプションを選択すると、Model Xの場合75Dモデルでも1,350万円ほどになります。

スペック的には、最大航続距離が417km、最高時速210km、0 - 100kmの加速が5.2秒です。やはり車体重量がかなりあるため、最大航続距離がModel Sの75Dと比較しても15%ほど低く、実際のドライブを想定した1回の航続距離は350km超くらいになるのではないでしょうか。

75kWh廃止の背景を考えてみる

テスラは過去にも様々なバッテリーサイズのモデル(バージョン)を廃止してきています。現在選択できるバージョンは75D、100D、P100Dの3つですが、過去には以下のようなモデル展開がありました。

60, 60D, 70, 70D, 75, 85, 85D, P85, P85D, 90D, P90D

75D終了以降、しばらくの間は100D、P100Dの2種類のみとなるかもしれませんが、120kWhのような今よりも大きいバッテリーサイズが登場するという可能性は大いにあります。やはり航続距離が実際の走行で400kmあるいは500kmを超えてくるというのは実用性があり、長距離ドライブが楽になりますので、新型ロードスターで発表されているスペックから考えても、今後のモデルではある程度の航続距離を確保できるだけのバッテリーサイズがスタンダードになっていくのではないでしょうか。スーパーチャージャーのV3も登場するようですし、大容量バッテリーに高速充電というのが今後の流れと言えそうです。また、売上や利益といったビジネス面から見ても120Dなどは魅力的かもしれません。

ビジネス面だと逆に低価格モデルもエントリーモデルとして、一点の需要はあるはずなので、75Dを置き換えるエントリーモデルとして、75kWhよりは大きく、100kWhよりは小さいレンジのモデル(85Dや90D)が再び登場する可能性も排除できません。

一般的に松竹梅のように3つのグレードを用意するというのは、ビジネスにおいてもよく取られる手法なので、75Dに変わって何か新しいモデルが選択肢として加わる可能性は高いですが、それが果たして120Dといった上に上がるのか、はたまた85Dのように100kWh以下のものになるのか、注目されるところです。

尚、最近は全てDのついたデュアルモータータイプなので、これがデファクトとなっているように思います。

shuhei koyama

2015年6月に Tesla Model S を購入。85,000kmほど走りました。ブログはかなり不定期です... Attendar(アテンダー)というモダンな日程調整ツールを開発しています。ぜひ使ってみてください!https://attendar.com/ja